DeNA LIFE DESIGN PROJECT

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ライフイベントと仕事を両立しいきいき働くためにーDLDP立ち上げに込めた想い

(右)渡辺 真理 ヒューマンリソース本部人材企画部企画推進グループ 外資系コンサルティング会社を経て、2009年に株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)に中途入社。人事として新卒採用・中途採用・海外採用・人事制度・グローバル人事・全社イベント・評価報酬など様々な業務を推進。2012年秋にDLDPの前進であるDWC(DeNA Women's Council)を立ち上げ、女性社員の両立支援をリード。日々の息抜きはドラマ・映画鑑賞、趣味は旅行・ピアノ・食べ歩きなど。1児の母。 (左)久見木 裕子 ヒューマンリソース本部人事総務部人事グループ テレマーケティング会社を経て、2009年にDeNAに中途入社。入社時から人事にて、勤怠管理・給与・契約更新などの人事労務業務を担当。DLDPでは育児休業を取得する社員に対し、面談や手続きの実施、育休中のイベントやワークショップの企画運営、復職後のフォローや福利厚生の運用など幅広く担当。最近は小学生の長女と週末にジョギングをするのが楽しみ。2児の母。

女性のライフイベントと働き方をサポートするための社内組織として2012年に発足したDWC(DeNA Women’s Council)が、 すべての社員のライフイベントと仕事の両立を全面的にサポートする取り組みとして、2019年秋にDLDP(DeNA LIFE DESIGN PROJECT)にリニューアル されました。

リニューアルにあたっての背景や想いについて、プロジェクトを推進したヒューマンリソース本部の渡辺真理・久見木裕子が語ります。

――DLDPの前進であるDWC(DeNA Women’s Council)について聞かせてください。

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渡辺: 妊娠・出産を迎える女性社員の数が一気に増えたことをきっかけに、主に育児と仕事の両立を支援するためのプロジェクトを2012年春に始動しました。産休育休に伴う一連のフローを整えることはもちろん、社内ヒアリングや他社調査を入念におこなった上で制度や福利厚生を拡充したり、ロールモデルとなる先輩社員とつないだりなど、それまで発生ベースで個別に対応していたことを仕組み化した形です。

プロジェクト自体は数ヶ月で運用の軌道に乗せたのですが、形を作って終わりではなく継続的に取り組んでいきたいという想いから、2012年秋にCouncil(委員会)を立ち上げました。

――DWCではどのような活動をしていたのですか?

久見木: 産休前から復職後までを一気通貫でサポートできる体制を作ったことが一番大きかったと思います。具体的には、産休前の先輩ママ面談、社内手続き説明、保活資料配布、育休中の社内イベント案内、社内報送付、復職前ワークショップ、復職前三者面談、マネージャー向け研修、復職後ヒアリング、ママランチ会、などのコンテンツを実施しています。

事務局は私たち2人ですが、面談やワークショップの際は他の社員たちにもサポートに入ってもらっています。また、女性特有の疾患などに関する相談があった時は健康管理室の保健師と、健康関連の社内イベント等ではCHO室とも連携しています。

渡辺: 今では育休からの復職率はほぼ100%となり、復職後もほとんどの社員が辞めることなくDeNAで働き続けています。DWCを立ち上げたことで、「DeNAは女性社員がライフイベントと仕事を両立することをサポートしてくれる会社ですね」と社内外から言ってもらえるようになったことは嬉しかったですね。

――今回DLDPにリニューアルした背景について聞かせてください。

久見木: 男性で育休を取る社員が増えてきたり、育児以外のライフイベントに関する相談を受け始めたたりすることが、リニューアルをしようと思った大きなきっかけです。

渡辺: 今後社員の年齢があがるにつれて、介護の相談は増えていくことが予想されますね。また、家族の看病・看護、自身の体調不良や持病、不妊治療など、育児以外のライフイベントと仕事の両立についての相談を受けることも近年増えてきました。
「育児」や「女性」という枠ではなく、すべての社員があらゆるライフイベントと仕事を両立していくタイミングなんだなと実感し、サポート体制をグレードアップしたいと思いました。

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久見木: 当時は社員の平均年齢が28~29歳でしたが、今はそれよりも5,6歳上がっています。つまり、社員全体のライフステージが変わってきているということですね。

がむしゃらに働いている若い世代がマジョリティだった時代から、両親の介護や育児など、性別に関係なくライフイベントと仕事の両立を改めて考えなくてはいけない世代が増えてきたので、そのような人たちをサポートしていきたいと思います。

渡辺: 昔に比べて、働き方自体が多様化していますしね。DeNAでも、自宅勤務制度や副業制度など、個々人の生活にあわせて柔軟に働けるような土壌を作ってきているので、ライフイベントと仕事も両立しやすくなっていると思います。

――DLDPが今後目指したい世界観を教えてください。

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渡辺: 人生のどのような局面であっても、仕事を諦めることなくDeNAでいきいき働き続けることができるよう、社員が状況に応じて互いに助け合いながら、多様なライフスタイルを尊重し合えるような世界観を作りたいですね。

「自分が病気になったから」「介護や看護が必要な家族がいるから」などの理由で、本当はDeNAで働き続けたいけど無理だろうと諦めて辞めていってしまうようなことだけはしてほしくない。

久見木: そんなときは、ライフイベントと仕事を両立しながらDeNAで働き続けられるような方法を一緒に探したいと思います。決して自己判断で諦めたりせず、些細なことでも良いので、DLDPに気軽に相談してほしいですね。

私たちはこれからも、社員の「働きたい」という気持ちを全力で応援します。